昨年はAlexa電子レンジ、今年はAlexaスマートオーブンに進化

Amazon(アマゾン)が昨年のこのイベントで披露したAlexa電子レンジは、確かにちょっと奇抜すぎた。でもアマゾンはAlexa(アレクサ)の宣伝の意味も込めて相当安くしていたので、この製品はアマゾン上の電子レンジでベストセラーになった。まさに偉業だ。

そして今回それは、Amazon Smart Ovenという名前で再登場した。見た目にはJune Ovenの廉価版のようだが、電子レンジの機能に加えてコンベクションオーブンやエアフライ(ノンオイルフライ)、干物作りの機能がある。

この製品はまた、複数のブランドのシナジー効果も見せている。AlexaアプリやEcho ShowのカメラでWhole Foodsの商品のラベルをスキャンすると調理時間などが正しくセットされる。Amazonによると、この「スキャンしてお料理」機能は「何百種類ものWhole Foodsの商品」に対応しているそうだ。

このスマートオーブンは今日から予約で250ドル(約2万7000円)だ。注文すると、Echo Dotが無料で付いてくる。理由は聞く必要もないだろう。

画像クレジット: Amazon

[原文へ]

(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。