iPhoneないしiPadに一度も使いそうもないアプリが最初からインストールされていて、しかも削除できないので仕方なく「無用アプリ」のフォルダーを作ってまとめてそこに押し込んでいるユーザーは手を上げて欲しい。たくさんいるだろうと思う…全員だったかも。そういうユーザーにこのニュースは朗報だ。
iOS 10では邪魔なアプリをすべて削除できるようになった。長年のユーザーの訴えがついに実を結んだ。ベータ版を入手したらすぐにでも実行できるのだ。
特別な手続きは必要ない。通常どおりアプリのアイコンを長押しし、揺れるアイコンの☓印をタップすればよい。それだけで他のアプリ同様に消えてくれる。
デバイスの正常な動作に必須のファイルと違い、削除にあたって特別の手順は必要ない。当然ながら、Watchアプリを削除してしまうと、Apple Watchとの同期はできなくなる。またNews、Stocks、Weatherアプリを削除すると、これらのアプリからニュースや天気その他の情報を取得していたアプリは正常に動作しなくなる。それとベータ版ではNewsアプリは削除できない。削除可能なアプリのリストには載っているのだが、実現するのはもっと後のバージョンになるようだ。
削除可能なアプリをなにやかや全部削除すると150MB近いスペースが節約できる。再インストールも簡単で、App Storeを開き、目的のアプリを探してダウンロードするだけでよい。
〔日本版〕Watchアプリのように他から利用されていて削除すると正常な動作が行われなくなる可能性があるアプリには、上のリストで1から4までの数字が振られている。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)