最近、日本の楽天に9億ドルで買収されたVoIP電話とメッセージのサービス、Viberは、今日(米国時間6/10)、同時利用ユーザーが1億人に達したと発表した。
これまでViberは登録ユーザー数のみ発表してきた。よく知られていることだが、登録ユーザー数と月間ないし毎日のアクティブ・ユーザー数とは大きく異るのが普通だ。
これまでのところ、Viberアプリは3億5000万回のユニーク登録ダウンロードがあったことを公表していた。
この急成長はViberがマルチプラットフォーム化に全力を挙げて取り組んだことが大きい。ViberアプリはiOS、Android、BlackBerry、Windows Phoneその他のバージョンが提供されている。
しかし急成長中とはいえ、Viberの今後は予断を許さない。メッセージ・アプリの世界はおそろしく競争が激しい。Facebookが190億ドルでWhatsappを買収してからは特にそうだ。
ViberはWhatsApp、Line、KakaoTalkなどのメッセージ・アプリばかりでなく、AppleやAndroidそのものとも競争しなければならない。
当面、Viberにとって重要なのは新規マーケットの拡大だろう。Viberは既存の英語、日本語に加えて最近ポルトガル語とスペイン語のサポートを開始している。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)