羊にビューカメラをくくりつけたフェロー諸島の自家製ストリートビューをついにGoogle が本格支援

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7月にフェロー諸島のあるグループが、Street Viewの自己バージョンを作り、厚かましくもそれを“Sheep View 360”と呼んだ〔sheep==羊〕。というのもそれは、羊を使って島を360度カメラで撮らえたもので、彼らはそれを契機として自分たちのマッピングプロジェクトを立ち上げた。フェロー諸島の連中は、自分たちの島がGoogleのストリートビューに載ってないことを補うために、独自のプロジェクトを作り、このデンマーク領の島でもっとも人口の多い生き物を利用したのだ。でも今ではGoogleがこのプロジェクトを公認して支援し、本格的なサポートを提供している。

このケースでは、フェロー諸島のチームは独力でやるよりGoogleとパートナーした方が有利だ。Googleは彼らのプロジェクトにStreet View Trekkerを提供し、また同社のストリートビュー事業の一環として360度カメラも貸し出した。そのTrekkerは、Google Street Viewのマッピングカーと同じような360度撮影装置だ。ただし車ではなく、バックパックなどそのほかの装着方法で、車が入れないところで使用する。

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でも今度は羊ではなく、島の住民の協力を求め、上の写真のように、いろんな機会・場所で撮影してもらった。右端の写真では手押し車に装着している。

でも今、フェロー諸島の羊達のメーメー声を通訳すると、こう言っているよ: “すべてはSheep Viewから始まったことを忘れないでね”。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))