体と心をほぐしてくれる訪問型セラピストのマッチングアプリ「HOGUGU」(ホググ)を展開するHOGUGUテクノロジーズは、プレシリーズAラウンドにおいて、第三者割当増資による総額2億円の資金調達を実施したことを発表した。引受先は、田川翔氏(ギフト代表取締役)をはじめとする個人投資家数名。
HOGUGUは、C2C PTEが提供する「C2C Platform」を利用しつつ、共同でサービスを開発している。新型コロナウィルスの感染拡大により、自宅での施術が可能なサービスへの需要が高まりを見せ、HOGUGUの国内インストール数は2万件を突破した。対応エリアも拡大中という。なお同社は、カスタマー用iOSアプリ、セラピスト用iOSアプリを配布している。
セラピストの労働条件や環境は厳しく、賃金の低下や離職率の高さが問題となっており、リラクゼーション業界のビジネスモデルの転換が強く求められている。そんな中、飲食業界と同じく、セラピストも「デリバリー型」へのシフトが進んでいるとのこと。店舗や時間に縛られない働き方に急速に移る傾向にあるとHOGUGUテクノロジーズでは話している。そこで同社は、高い技術力を持つC2Cと互いの優位性を活かしつつ、リラクゼーション業界のDXを促進するとのこと。
今回調達した資金で、HOGUGUテクノロジテクノロジーは、認知度を高めるマーケティングの強化、サービスエリアの拡大、Android版アプリとウェブ予約のリリースを行い、事業の成長スピードを高める体制強化と人材採用を進めるとしている。