先週WSJが報じた、Appleの最新iPhoneシリーズの売れ行きが不調でiPhone XRを減産したというニュースを受け、AppleのVPはXRが現在もっとも売れているモデルであると語った。
これは、Apple VP Greg JoswiakがCNETのインタビューに答えたものだ。あまり内容のある発言ではなく、同機種が「発売以来ずっと最人気iPhoneである」と言っただけだ
JoswiakはWSJの記事について具体的にはコメントしなかった。他のiPhoneモデルと比較したXRの販売状況を言われても、具体的な数字なしではあまり情報はない。
749ドルのXRが現在売られているiPhoneのなかでベストセラーであるとしても驚くには当たらない。低コストでほとんど性能を犠牲にしていない大衆向け製品として発売された製品だ。同社のiPhone XSは999ドルで売られており、前の世代の機種も低価格で引き続き売られている。
このインタビューで興味深いのは、これは従来四半期決算報告書にかかれていた情報の断片にすぎないのだが、Appleは最近今後そのデータをを公開せず、iPhone全体の売上だけを公開すると決定したからだ。言い換えると、これはiPhone売上のモデル別詳細を明らかにする動きなのかもしれない。
同社は今後販売台数を公表しない理由について、つまるところ会社の健康状態を必ずしも反映しないからだとしているが、この発言がなされたタイミングは、アナリストがXRの需要が落ち始めたと確信したときだった。
Appleの株価は最近の決算報告以来約20%急落している。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )