スマートウォッチに2500ドル(約28万円)払ってもよいという人がいる。しかも驚いたことにその人にはいくつか選択肢がある。そして、Garmin(ガーミン)の名前はびっくりするような贅沢品を意味しないが、ちゃんとしたスマートウォッチの作り方を知っている会社だ。しかも、かなりよくできているように見える。
2500ドル相当の出来栄えかどうかはわからないが、とにかくよくできている。
Marq GPSシリーズは、この会社にはちょっと珍しいタイプの商品郡で価格は1500ドルから。高級腕時計の価格をスマートウォッチに払わせるのはかなり大変な仕事だ。Apple Watchの3倍以上の値段ともなれば、永久に、いや長い間使えるものであってほしい。
さらにこの製品がニッチなのは、それぞれのモデルのターゲット顧客が非常に特異的であることだ。アスリート、ハイカー、ボート愛好家、パイロット、レーシングカー・ドライバー(ちなみに最後のが2500ドル)。すべてデザイン、機能ともにそれぞれのカテゴリーに特化していて、風速計と高度計のついたものもある。
なぜこんなに高価なのかについてGarminはこう言っている。
どの腕時計もチタンでできていて、軽量かつ驚くほど頑強でどんな活動でもすぐれた性能を発揮する。超高温高圧焼成されたサファイアクリスタル製の風防はガラスの2倍以上の強度持つ。
もちろんGarminはスマートウォッチ戦争ではつねに不利な戦いを強いられている。商品がアウトドア人間とアスリート向けに作られているため、対象顧客がどうしても限られるからだ。それにしても1500ドル以上というのはやり過ぎだろう。新スマートウォッチシリーズは今年の第2四半期中に発売予定。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )