2500ドルのスマートウォッチを探している人へ、それならGarminがある

スマートウォッチに2500ドル(約28万円)払ってもよいという人がいる。しかも驚いたことにその人にはいくつか選択肢がある。そして、Garmin(ガーミン)の名前はびっくりするような贅沢品を意味しないが、ちゃんとしたスマートウォッチの作り方を知っている会社だ。しかも、かなりよくできているように見える。

2500ドル相当の出来栄えかどうかはわからないが、とにかくよくできている。

Marq GPSシリーズは、この会社にはちょっと珍しいタイプの商品郡で価格は1500ドルから。高級腕時計の価格をスマートウォッチに払わせるのはかなり大変な仕事だ。Apple Watchの3倍以上の値段ともなれば、永久に、いや長い間使えるものであってほしい。

さらにこの製品がニッチなのは、それぞれのモデルのターゲット顧客が非常に特異的であることだ。アスリート、ハイカー、ボート愛好家、パイロット、レーシングカー・ドライバー(ちなみに最後のが2500ドル)。すべてデザイン、機能ともにそれぞれのカテゴリーに特化していて、風速計と高度計のついたものもある。

なぜこんなに高価なのかについてGarminはこう言っている。

どの腕時計もチタンでできていて、軽量かつ驚くほど頑強でどんな活動でもすぐれた性能を発揮する。超高温高圧焼成されたサファイアクリスタル製の風防はガラスの2倍以上の強度持つ。

もちろんGarminはスマートウォッチ戦争ではつねに不利な戦いを強いられている。商品がアウトドア人間とアスリート向けに作られているため、対象顧客がどうしても限られるからだ。それにしても1500ドル以上というのはやり過ぎだろう。新スマートウォッチシリーズは今年の第2四半期中に発売予定。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。