Apple、中国での苦戦が続き売上10%ダウン

Apple は絶好調の四半期を終えた ―― 売上454億ドル、1株当たり利益1.67ドルの結果に株価は時間外取引で4%アップした。

しかし同社の決算報告書に1点曇りがある ―― それは大中華家の業績だ。
Appleは今四半期に大中華圏で80億ドル強を売り上げたが、これは2年前の2015年Q2と比べて半分以下だ。これは対前年比でも10%減、対前四半期比では25%減だ。これに対して米国では対前年比13%増、対前四半期比もわずか4%の減少だった。

大中華圏は対前年比が唯一マイナスの地域でもある。

少なくともAppleはこれを認識しており、問題に取り組んでいる。数週間前、Appleは初の大中華圏担当マネージング・ディレクターを任命し、CEO Time CookおよびCOO Jeff Williams直轄とした。

一時期中国はAppleにとって明るい材料のひとつであり急成長地域だった。2015年Q2には中国で1680億ドルを売り上げた。2年後の今、売り上げは半分以下にすぎない。

決算電話会見でCEO Tim Cookは、香港が大中華圏全体の売上を引き下げ続けており、中国本土は有望とみていると説明した。さらにCookは、WeChatを始めとするメッセージングサービスは、iPhoneでも従来型の携帯電話でも利用できるため、潜在顧客がiOSに乗り換えやすく期待していると語った。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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