Appleは、現行機種と「似た」デザインの新iPhoneを2013年第2四半期に生産開始する計画であると、Wall Street Journalの最新記事が伝えている。この生産体制の準備は、夏のiPhone新機種発売に向けたものだと記事は言っており、最近本誌情報筋から入ってきている情報とも一致する。
先週John Biggsが、iPhone 5のデザインを踏襲しつつ内部スペックを高めたいわゆるiPhone 5Sに関して、Appleの製造パートナーらは2013年6月発売に向けて準備中と報じた。WSJの記事にアナリストの推測を合わせると、iPhoneの製品入替えは夏の初めが有力だ。Appleはその時期に年次Worldwide Developer’s Conferenceを開催するので、新機種の詳細を発表する機会があるとすればそこだろう。
WSJの記事は、Appleが低価格iPhoneの開発も続けており、早ければ2013年後半の発売を目指していることも報じている。本体カバーがハイエンドiPhoneと違うものになるという点は以前の報道でも聞いているが、低価格機にはカラーバリエーションが出来るという噂もある。
Appleが新しいiPhoneを作っているというニュースには何の驚きもないが、スケジュールに関しては、ここ数年夏ではなく秋に発売していたことから、予想とは少し異なる。しかし、複数の情報源によるこの手の情報が一致する時は、噂に強い根拠がある兆候だ。
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(翻訳:Nob Takahashi)