AppleはiPhone 6の派手な9月発表イベントを終えたばかりだが、新しいiPadとMac、さらにはOS X Yosemiteを披露する10月イベントの準備も進めている。Bloombergは、発表イベントの時期を「10月中旬」と報じ、AppleInsiderもこれに倣っているが、Daily DotのMichah Singletonは、10月21日がその日であると特定している。本誌は他からも21日に注意という声を聞いており、さらに新しいiPadが一部のアプリデベロッパーのところ送られているという噂もある。
昨年Appleは、iPadに焦点を絞ったイベントを10月22日に行い、iPad AirとRetina iPad mini、およびOS X Marvericksを発表した。今年はより薄く、より軽くなったiPad Airを開発中との噂を聞いている(少なくとも1人のアナリストは9月イベントでの披露を予想していた)。本誌はさらに、Appleが12.9インチの大型iPadを発表するという情報も得ている。スーパーサイズ5.5インチiPhone 6 Plusの発表を踏まえると、Appleが大型化をはかっているとしても不思議ではない。Daily Dotは、第3世代のiPad miniが出てくるとも予想している。
Yosemiteの発表はほほ間違いない。なぜならこのMac OSは、Appleが既に公開を始めたiOS 8が描く世界の、残り半分を描くものだからだ。OS X Yosemiteでは、「連係」(continuity)によって、ウェブ閲覧、メール作成等の作業途中でも、モバイルからデスクトップへスムーズに移行できるようになる他、iMessege以外のテキストメッセージや音声通話を、iMac、MacBook、Mac mini、およびMac Proに転送することもできる。
イベントはまだ確定してはいないが、得られている情報と過去の発表サイクルに加え、これでホリデーシーズンを前に製品ラインアップが全面リフレッシュされることを考えると、開催は間違いないだろう。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)