今日(米国時間10/22)のプレスイベントで、AppleはMacBook Proの新モデル2機種を発表した。13インチ、15インチ、両モデルとも最新のIntel Haswellプロセッサーを採用している。
13インチ版は軽く(3.5ポンド=1.58kg以下)、スリム(0.71インチ=1.8cm)になった。バッテリーは大型化され駆動時間は9時間だ。インテグレート・タイプのグラフィックスチップととThunderbolt2ポートを装備する。新しいThunderboltはRetinaを外部接続できる。フラッシュドライブはさらに高速化され、Wi-Fiは高速な802.11acチップを採用している。新しい13インチ・モデルは従来の1499ドルから200ドル値下げされて1299ドルとなった。1299ドルのモデルには,2.5GHz、デュアルコアi5、4GBのRAM、128GBのストレージ、Intel Irisグラフィックス・チップが搭載されている。
15インチ版はクアドコア・プロセッサー、Intel Iris Proグラフィクックス・チップを採用している。ハイエンドモデルにはさらにNVIDIA GeForce GT 750Mディスクリート・グラフィックスが装備される。ただしエントリーモデルにはディスクリート・グラフィックスはつかない。エントリーモデルは現行モデルの2199ドルに対して新モデルは1999ドルから。この価格で2.0GHzのクアドコアi7、8GBのRAM、256GBのストレージがつく。Iris Proはインテグレート・タイプだ。専用グラフィックス・カードを搭載したモデルでなくなったのは一歩後退のようにも見えるが、 バッテリー駆動時間には好影響を与えるだろう。Intelのチップがハードな処理にも耐える能力があるかどうかに注目だ。
2機種の新しいMacBook Proは本日から出荷される。Phil SchillerはDVDドライブ装備のMacBook Proの旧モデルの今後についてはまったく言及しなかった。おそらく次第に消えていくのだろうが、その時期などは不明だ。Schillerは新モデル”だけがMac Book Proのすべてであるかのように説明していた。Appleが旧モデルにまったく重きを置いていないことは確かだ。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)