Appleの新支払いシステムが始まり、Apple Payはすでにこれまでのどのモバイル支払いサービスよりも、大きな注目を浴びている。そして昨日の2014年ワールドシリーズ開幕戦の中継では、支払いパートナーであるMasterCardによる新しいテレビCMが流れた。
MasterCardはこの広告に合わせて、全米MLB球場の飲食店舗に、新たな非接触支払い方式を展開する。様々なNFC利用支払い方式がある中、MasterCardは明確にApple Payを支持し、プロスポーツ施設としては初めて、カンサススティーおよびサンフランシスコの球場にApple Payを持ちむことを宣言した。
MasterCardによると、Apple Payシステムは野球場でも好調で、なぜならみんなソーセージを早く食べたいからだ。しかし、Apple PayとMLBの提携はそこに留まらない ― Apple Payユーザーは、11月にシングルゲームチケットの発売が開始されたら、MLB.com At the Ballparkアプリでアプリ内購入できるようになる。
初めてのCMでは、メジャーリーグ殿堂入り選手のジョージ・ブレットがApple Payを使って買い物をする。忘れないでほしいのだが、これはMasterCardのCMであってAppleのCMではない。つまりそれは、カード会社らがAppleを、本格的にモバイル支払いを離陸させてくれる会社だと考え、そのためのリソースと支援に投資しているという新たな兆候だ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)