Apple(アップル)は定額制のストリーミング動画サービスを開始し、購読者が数多くの多様なコンテンツを利用できるようにした。このサービスを利用するには、月額4.99ドル(約540円)のプランを申し込む必要があるが、9月以降にiPhone、iPad、iPod touch、Apple TVまたはMacを新たに購入し、デバイスに関連付けられたApple IDでサインインしている場合、1年間の無料トライアルサービスが自動的に適用される購読ボタンが表示される。
Apple TV+のコンテンツはApple TVアプリに存在し、macOSやApple TV、iOS、iPadOSデバイスで視聴可能で、デバイスから削除したり古いバージョンのOSを使っていない限り、アプリがプリインストールされているはずだ。新しい番組はアプリのホーム画面のAppleTV+の項目だけでなく、インターフェースのさまざまな場所にも表示される。
ローンチ時の番組としては、「The Morning Show」 「See」「For All Mankind」「Dickinson」「Snoopy in Space」「Ghostwriter」「Helpsters」、そしてドキュメンタリー番組の「The Elephant Queen」、トークショーの「Oprah’s Book Club」などがある。これらの中には、最初に3話が公開され後に段階的にリリースされるものもあれば、ローンチ時に全シーズンが視聴可能なものもある。
オフラインで視聴するために番組をダウンロードすることも可能で、AppleTV+ではインターネットに接続されている場合には再生状況を記憶し、デバイス間で中断したところから再開できる。Apple TV+のコンテンツはすべて4Kで、Dolby VisionとDolby Atmosもサポートしている。
私は「The Morning Show」を数秒間視聴し、すべてがうまく動作していることを確認しただけなので、コンテンツの質についてはわからない。しかし、最近Appleの新しいハードウェアを購入した人なら、少なくとも無料の試用期間をチェックする価値はある。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)