Appleは今、R&Dの拡大に力を入れている。過去数か月で発表された新設のR&Dセンターは数知れず、同社の研究開発費は急増している。新華社の報道によると、AppleのCEO Timは、最近の東京訪問時に、日本に新たなセンターを開設する計画だ、と発表した。
日本の新しいR&Dセンターの話は、これが初めてではない。以前の報道は、Appleが2016年または2017年をめどに新たなR&Dセンターを建築中、と述べている。
Cookは日本の総理大臣Shinzo Abeと会談して、Appleと日本に関するあらゆることを議論した。その後の記者会見で、官房長官Yoshihide Sugaが、AppleのR&Dセンターは12月に落成する、と報告した。
横浜に作られるそのR&Dセンターは、Panasonicの工場として使われていた建物を、Appleが入手して改築し、R&Dセンターとして使うことにしたものだ。
これにより、日本人の優秀な技術者を雇用しやすくなるが、彼らの担当部門はまだ不明だ。
Appleは今後、日本だけでなく、深圳やイスラエル、イギリス、フランス、スウェーデンなどにも新しいR&Dセンターを作る予定だ。これからは、Appleのどの製品にも、“designed by Apple in Cupertino and many other countries”(クパチーノとそのほかの多くの国々で設計された)、と表示されるのだろう。
出典: Apple Insider
〔訳注: 業界ではすでに周知の横浜綱島の建物の件が、Cookと総理の会談を機に、一般のニュースのレベルでも取り上げられるようになった、ということのよう。〕