ASUSは3月10日、ゲーミングスマホ「ROG Phone 5」シリーズを海外発表しました。
「ROG Phone 5」シリーズはメモリーやストレージ、カラーリングが違う3つのバージョンをラインアップ。「ROG Phone 5 Ultimate」は世界で初めて18GBのLPDDR5 RAMを採用したスマートフォンです。
ROG Phone 5(Phantom Black、Storm White)
- RAM 8GB・ROM 128GBモデル 799ユーロ(約10万3000円)
- RAM 12GB・ROM 256GBモデル 899ユーロ(約11万6000円)
- RAM 16GB・ROM 256GBモデル 999ユーロ(約12万9000円)
ROG Phone 5 Pro(Phantom Black)
- RAM 16GB・ROM 512GBモデル 1199ユーロ(約15万4000円)
ROG Phone 5 Ultimate(Storm White)
- RAM 18GB・ROM 512GBモデル 1299ユーロ(約16万7000円)
(仕様は海外発表による。国内版では異なる可能性があります)
とことんハイエンド仕様
プロセッサーにはQualcommのハイエンドモデルSnapdragon 888 5Gを搭載。内覧会時に発表されたAnTuTuスコアでは742776を達成していました。
サムスン製6.78型AMOLEDディスプレイを採用。リフレッシュレートは144Hz / 1msで、タッチサンプリングレートは300Hzを実現しています。
バッテリー容量は6000mAhで、新しいソフトウェアによる最適化と省電力メカニズムを採用しています。アクティブでないアプリを制限することで、最大67%の省電力も可能とのことです。同梱のHyperChargeアダプタは65Wで急速充電が可能です。
カメラ機能も妥協ありません。リアカメラは64MP (Main camera Sony IMX686) + 13 MP (125° ultrawide-angle lens) + 5 MP (Macro)、フロントカメラは24MPとなっています。
ゲーム体験のアップデート
本体のタッチセンサーにシューター系タイトルなどの射撃ボタンを割り当てることができ、コンシューマー機などのコントローラーと似たポジションでの操作ができる「AirTrigger 5コントロールシステム」機能を搭載。
10種類のモーションコントロールも追加されました。レースゲームでは本体をを回転させてハンドルを切ったり、本体を手前に引いてブレーキをかけたりできます。
外付けの冷却システム「AeroActive Cooler 5」には2つの物理ボタンが追加され、「ROG Phone 5 Pro」と「ROG Phone 5 Ultimate」はコンシューマ機のコントローラーのL2/R2トリガーにあたる箇所に背面タッチセンサーを搭載しました。
ライティングは「ROG Phone 5 Ultimate」と「ROG Phone 5 Pro」では背面に「ROG Vision」を搭載。着信や通知などを表示可能で、ユーザーごとにカスタマイズしたアニメーションも作成できます。
ゲーム操作がより快適になるゲーミングイヤホン「ROG Cetra II」と、45時間駆動可能なワイヤレスヘッドセット「ROG strix go BT」が発表されました。
すでに発売されているゲームパッド「ROG Kunai 3 Gamepad」「Kunai Gamepad II」は一部互換がありますが、ディスプレイに出力できる「Mobile Desktop Dock」には対応しません。
(Engadget日本版より転載)
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