Atlassianが今日(米国時間6/13)、Atlassian Stackという、新しい会員制のサービスを立ち上げた。それは、同社がホストしているデベロッパーツールをすべてまとめたサービスで、会費は1000ライセンスにつき年額18万6875ドルだ。これにより企業の調達担当は仕事が楽になり、費用削減にもなる(一見、高いけど!)。個々のプロダクトの会員ユーザーになるよりも、Atlassian Stackの会員になるとデベロッパーツールのすべてを手早く利用できて簡単なのだ。
Stackにはこんなものがある:
- データセンターバージョン: JIRA Software, Bitbucket, JIRA Service Desk, Confluence
- サーバーバージョン: JIRA Core, HipChat, Bamboo, FishEye, Crucible, Crowd
- アドオン: JIRAのPortfolio, JIRAのCapture, ConfluenceのQuestions, ConfluenceのTeam Calendars
- 有料サポート
デベロッパーがAtlassianの上で仕事をするには、これで十分だろうが、ただしファイヤーウォールの内側で使えるもののみだ。Atlassianのツールのホストバージョンはないが、このようなバンドルに関心のある企業は、自社独自のデプロイをするところがほとんどだろう。
1000ライセンスの料金は一人あたりの月額で15ドル57セントになる。1万ユーザー以上もいる超大企業は、一人あたり月額が6ドル74セントになる。
Atlassian Stackに加えて今日同社はDevOps Marketplaceをローンチした。この新しいストアはAtlassianのユーザーに、200以上のアドオンとインテグレーションへのアクセスを提供する。現在のパートナーはAppDynamics, Splunk, そしてSauce Labsだ。Atlassianにはすでにマーケットプレースはあるが、この新作はDevOpsツールが中心だ。