AuroraがシリーズAで9000万ドルを調達、2人の有力メンバーを取締役会に迎える

自動運転車のスタートアップであるAuroraは、Greylock PartnersとIndex Venturesが参加したシリーズAラウンドで、9000万ドルを調達した。新しい資金調達により利用可能な現金が増え、若いスタートアップはより迅速に拡大することが可能になるだろう。しかしAuroraのCEOであるChris Urmsonは私に対して、この取引で最も重要な点は、Auroraが2人の有力メンバーを取締役会に迎えることができたことだと語った。

Auroraの取締役会に新しく参加するのは、GreylockのReid Hoffman(LinkedInの創業者)と、かつてCiscoのルーティング事業を担当していたIndexのMike Volpiである。UrmsonはHoffmanを「シリコンバレーの偉大な人物のひとり」と呼び、シリコンバレーのハイテク企業たちがビジネスを構築する際に、すべての人びとの幸福を念頭に置くことを確実なものにさせてきた、その人柄と評判を挙げた。Urmsonはまた、企業を長期的に成長させて行く際の、彼の戦略的かつ思慮深いアプローチを重要な要素として挙げている。

またUrmsonはVolpiについては、CisicoがIPルーティング事業を構築していく際の彼の業績を引用し、その圧倒的な実務経験と、ハードウェアとソフトウェアを扱う会社を経営する能力について言及した。そしてやはり長期的な意味で彼を取締役会に迎える意味は大きいと述べた。

資金調達以外の話題に関しては、Urmsonはスタートアップのパートナーシップ(フォルクスワーゲン、Hyundai、そしてBytonとのもの)が皆着実に進展していると語ったが、その内容に関しては詳細も状況も明かすことはなかった。これらのパートナーシップと新しい取締役会のメンバーや投資家たちの間には、Urmsonと彼のチームが自動運転に対して、より多くの進歩を遂げる能力が十分だという多大な自信があるようだ。

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(翻訳:sako)