Boseの名前は、「ノイズキャンセリング」と同義と言ってもよい。だがワイヤレス、となるとそうでもなかった。このヘッドホンメーカーは、ことコードを切ることについては、ライバルたちが挙ってBluetoothで市場を溢れさせているにもかかわらず、歩みが遅かった。
嬉しいことにその会社が、ついに羽ばたく準備を整え、主力ヘッドホン、QuietComfortブランドにワイヤレス接続を導入した。新しいヘッドホン、QuietComfort 35は、もちろん同社の主要機種と美的な相違はない。このアラウンドイヤーヘッドホンは、複数のマイクロホンを備えアクティブノイズキャンセリング機能を提供する。
音楽の操作や通話受信のためのボタンを備え、充電式バッテリーは音楽再生20時間を約束し、Boseの言葉を借りれば「ニューヨークから香港までのフライトより長い」という。大変結構。ヘッドホンは今日から349.95ドルで発売される。
QuietComfortシリーズには新たなイヤホン2機種も加わる。上位機種のQuietControl 30は、同社の最高級製品ラインのイヤホン版として明確に位置づけられている。299.95ドル(発売は9月)のBluetoothイヤホンは、ノイズキャンセリング用マイクロホン(計6基)を備え、ケーブルには音楽再生と通話制御機能ボタンが装備されている。バッテリーは1回の充電で10時間持続する。
一方SportSoundヘッドホンは、人気のJaybirdのフィットネスイヤホンに対抗すべく、耐汗性がありワークアウト中でも使用できる。価格は149.95ドルで、心拍モニター内蔵バージョンのPulseは、50ドル高い。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)