Boston Dynamicsの車輪付き2足ロボットHandleは、今月始めにDFJのパートナー、Steve Jurvetsonが会社のキーノートのビデオを見せてくれた際に大喝采を受けた。今日は、Handleの詳細を美しいHDビデオが届いたので紹介する。
Handleが難しい障害物を越えたりスピンしたりするところは前にも見たが、新しいビデオでは坂道、雪の中、でこぼこの地面等厳しい環境で動くところを見せている。Handleは6.5フィート(198 cm)と大ていの人間より高い身長でこの動きを実現している。車輪では時速9マイル(14 km)で元気に走り4足で垂直ジャンプもこなす。気になっている人にために書いておくと、人間がいちばん高く垂直ジャンプした記録は5.3フィート(1.62 cm)だ(挑戦しろ、Handle!)
Handleは一回の充電で約15マイル(24 km)動ける。電動と水圧、両方のアクチュエーターを使っている。このロボットは研究開発目的で作られたものだが、将来Boston Dynamicが、形状より機能を優先するかもしれないことを示唆している。車輪付きロボットは、歩行式より効率がよい ― 人間らしさと実際に箱を持って工場のフロアを走り回れることのトレードオフ。
今のところHandleにはアクチュエーターで駆動される関節は10個しか付いていない。このため設計がシンプルになり、もしHandleかその派生形が量産されることになれば製造が容易になる。しかし経済性はともかくとして、Handleは見ていて最高に楽しいロボットだ!
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)