Boxはパソコン上でファイル操作を便利にするツールを公開した。
Box DriveはWindowsおよびmacOSで動作するデスクトップアプリだ。ファイルの編集、検索、共有などをブラウザーを開くことなく実行できる。
これは「ファイナルフロンティア」だとCEOのAaron LevieがTechCrunchに話した。Box Driveを使えば「自分の全データに直接デスクトップから無限にアクセスできる」。
企業はこれを使うことでネットワークファイル共有が減り、ITコストの削減が期待できる、「多くの企業IT環境にとって非常に強力な提案だ」とLevieは言う。
アプリ自身は無料だが、General Electric、P&G、The Gapなどの大企業は追加機能の料金をBoxに支払う。既存の一般ユーザーはBox Driveの全機能を利用できる。
Levieは、デスクトップアプリによってクラウドのアクセスは容易になり「パソコン上にCドライブと同じようなドライブが追加されるので、ローカルファイルと同じ操作体験になる」と説明する。「これで、Boxはパソコンの中にシームレスに統合された」。
今月始め、BoxはAppleの新しいアプリ、Filesとの統合を発表した。BoxのドキュメントをiOS端末で利用する方法が増えることになる。
Boxの株価は今年に入って34%上がった。ウォール街がこの発表に注目しているのも良い知らせだ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )