D2C・オンラインブランド専門の卸仕入れサイト「orosy」のベータ版が登場、アカウント審査なしですぐに利用可能に

スペースエンジンは9月7日、買取・委託形式で卸仕入れ取引の効率化を実現する事業者専用の卸・仕入れサイト 「orosy」のベータ版を公開した。これまでアルファ版として約100社のサプライヤー、大手小売店約30社に提供していたが、ベータ版ではバイヤー・店舗アカウントの審査制を廃止し、より使いやすくした。

orosyは、D2C・オンラインブランドを中心とした各種商品のサプライヤーと、販売を希望する小売店舗のマッチングサービス。サプライヤーは、商品の卸価格や条件をorosyに登録することで卸販売をすぐに開始できるのが特徴だ。バイヤー・店舗側はorosy内で商品を検索し、掲載された条件に従って、買取または委託仕入れによって販売できる。掛金はorosyが100%が保証するので、手間やリスクなく卸仕入れの取引が可能なのが特徴だ。

サプライヤーでは、初期費用や月額費用などの固定費はかからず、買取卸が成立した場合に流通総額に対して10%の手数料が徴収されるビジネスモデル。バイヤー・店舗側の初期費用、月額費用もかからない。

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TechCrunch Japan

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