Facebook、ザッカーバーグが議会の追求を受けて株価上昇

Facebook CEO Mark Zuckerbergの上院公聴会での証言に対する株主らの期待は、よほど低かったのだろう。火曜日(米国時間4/10)Facebook株は、証言がテレビ中継される中大きく値上がりして4.5%高となった。

株式市場は1時間近く前に閉鎖されたが、今もZuckerbergは1時間にわたる公聴会で上院議員らの質問責めにあっている。Cambridge Analyticaスキャンダルの最中、議員らはFacebookのファウンダー・CEOから同社のデータ保護について詳しく聞き出そうとしている。

Zuckerbergの議事堂への謝罪訪問の内容は、Facebookが最近発表した大きな変更に対する改訂の説明が主目的とみられていたが、彼はロシア諜報機関とつながっているFacebookアカウントの数が「数万」になるかもしれないことも明らかにした。これは以前Facebookが公表した「数百」よりはるかに大きい数字だ。

Facebookは今日の高値で株価を最近3週間で最高の165ドル近くまで引き上げた。それでもFacebook株は、Cambridge Analyticaのレポートが複数の媒体で公表された3月中旬以前の185ドルよりまだずっと低い。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。