Facebook、 “tbh” の人気低下を受け、ソーシャル質問「Did You Know」をスタート

Facebokは、ユーザーにもっと自分のことをプロファイルに書いてほしいと思っている。そこで今日、ウェブとモバイルのユーザーに “Did You Know” という新機能を提供した。秘密や夢、目標、フィーリングなどにかかわる質問に答えることで、友達に自分に関するヒントを与えようというしくみだ。

自分の近況を伝えるより、記事やビデオや写真のシェアに熱心なユーザーが増える中、この機能は自分に関する質問に直接答える機会を与える。Facebookはユーザープロフィールをカスタマイズする方法を変えようと様々な努力をしているが、雑多なものに紛れて届いていないようだ。新機能はシェアしやすい仕組みになっている効果もあるかもしれない。最近FBが推している、近況アップデートのカラフル背景を使ってシェアすることもできる。

またこの機能は、広告主のプロフィールを改善するためにも応用できそうだが、現時点での質問は正直なところかなりわざとらしい。”Did you know?” セクションに出てくるFacebookの質問の例を下に挙げた。

  • 一番欲しい強大な力は…
  • 宝くじがあたったら最初にすることは…
  • 自分で認める罪悪感のある楽しみとは…
  • 月曜日の気分はまるで…

新機能は、ユーザーに友達について気軽な質問をするtbhを思い出させる。一方、Did you knowはユーザーに自分についてもっと語らせる。

Facebookが10月に買収したtbhは、App Annieのデータによると、買収直後のApp Storeダウンロード1位から今は771位にまで落ち込んでいる。同社によるとFacebookに買われた時点で1日のアクティブユーザー数は250万人だった。

tbh App Annieランキング

この手の新機能の大半がいずれ消えていくのだろうが、Facebookがこうやって、ユーザーが自分や友達について質問に答えることに慣れるための方法を探っているのは間違いない。この種のタイプの関係を作ろうとしているのはわかるが、果たしてtbhのようなアプリや新しいプロフィール機能が成功するかどうかは、まだわからない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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