今週、AndroidユーザーがMessengerアプリでSMSを使えるようになったニュースに続き、Facebookは今日(米国時間6/16)、モバイルメッセージングアプリで最近の会話を表示する以上のことを目指す、新しいデザインの発表した。画面のトップから、お気に入りの連絡先や友達の誕生日、”Active Now”等の新しいセクションへ行けるようになった。
Active Nowエリアでは、現在オンライン中のユーザーが、デスクトップ版のチャットサイドバーでお馴じみの、名前横のグリーンのドットで表示される。そして、”See All”ボタンを押すと、チャットできる相手を全員見ることができる。
Favorite[お気に入り]セクションには、Facebook曰く、最もよくメッセージを交わす相手が並び、こうした友達と新たに会話を始めるためのショートカットとして利用できる。
以上の2つの追加はおそらく便利なのだろうが、誕生日セクションはあまり嬉しくない。みんなの誕生日は、既にFacebookで散々知らされているが、Messengerはそれを増やそうとしているようだ。もちろんFacebookがやりたい理由はわかる。友達の誕生日を祝うよう促すことで、人々がFacebookよりもモバイルメッセージを多く使うようになっている今、Messengerの利用を増やすことができるからだ。
新しいセクションへは、画面下の[Calls/通話][Group/グループ][People/友達][Me/パーソナル]の左にある[Home/ホーム]ボタンから行くことができる。
Facebookによると、こうした変更はMessengerでユーザーが「シンプルかつ簡単」に会話を始められるようにするためだと言う。しかし彼らはMessengerを単なる「受信箱」以上のものにしたいと考えている。今やMessengerは、ロボットの導入から、企業とチャットするためのツールとなるまで幅広く機能している。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)