Facebookが新しいリアクション「care」をメインアプリとメッセンジャーに追加

多くの人が家に閉じこもりがちな今、Facebookは友だちや家族や近所人たちが新型コロナ・パンデミックの中でどうしているかをチェックする一番の道具になっている。今日(米国時間4/17)同社は、応援する気持ちと自分の存在を示す方法の一つとして、新しいリアクション、”care” を追加することを発表した。エモジの顔がハートを抱いていたり、ハートが鼓動していたりする。新しいリアクションのエモジは、これまでの「いいね!」「超いいね!」「うけるね!」「すごいね!」「悲しいね」「ひどいね」のエモジと並んで表示される。

この “care” は、2015年にそれまで「いいね!」だけだったリアクションの種類を増やしてして感情を素早く表せるようにして以来の新規追加だ。

“care”ボタンは来週からFacebookのメインアプリ(ハートを抱いているエモジの顔)に追加され、Messengerのリアクション(鼓動するハート)は今日から追加される。新しいハートは既存のリアクションを押して変更することも、新しいリアクションで出すこともできる。

[Messengerは鼓動するハートのリアクションを今日追加して、友だちや家族に特別の愛と気遣いを表現できるようになった。
リアクションを変更するには元のハートを長押しして新しいハートを表示させる。元に戻すにはもう一度新しいハートを押せばよい]

「新しいリアクションが#COVID19新型コロナ・パンデミックの中で誰かを気にかける気持ちを表す新たな方法になることを願っています」と広報担当者が ツイートした。「この不安な時期に、人々が友だちや家族のことを思っている気持ちを表すことで励まし合ってほしい」

今日に先立ち、Facebookのプロダクトデザイナー、Pedja Ristic氏は自身の投稿で新しいリアクションを試していたようで、これもヒントになった。

これは言ってしまえばごく小さなジェスチャーにすぎない。投稿への反応にエモジを送っても食べ物が届くわけでも、誰かの収入を保証できるわけでもない。新型コロナの偽情報を防ぐことも、最善の対応策を教えることもないし、この恐ろしい病気にかかってしまった人を治療することもできない。

しかし、Facebookが多くの人々の支援ネットワークの中心となり、一人で暮らす人たちにとってはいっそう重要や役割を果たしている今、新しいリアクションはFacebookをもっと役立つように、私たちがたった今必要としている気持ちに沿うようにする一つの方法だ。

Facebookは現在の健康危機に役立つためにさまざまなレベルの仕事をしている。誤情報を削除し、良いニュースを報じている地域メディアに支援金を提供し、中小企業にも支援の手を差しのべ重要なお知らせを広く伝達して公共保健機関を助け、他の多くの人たちと同じく必要としている人にマスクを寄付した。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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