FCCへの提出書類によるとNexus 5はLTEあり, ディスプレイ5インチ, プロセッサはSnapdragon 800でLG製だ

Googleの次のNexusデバイスは、今週の初めに、Android KitKatの同社製プロモーションビデオで見え見えのリークがあって以来、噂が過熱している。そして今日(米国時間9/6)は、EngadgetがスクープしたFCCへの提出書類が、今後アメリカで発売されるLGの新製品について詳細に記述している中で、Googleの次のAndroidリファレンススマートフォン(“参考製品”)の具体的な情報をいくつか明かしている。

その提出書類の中で”D820″と呼ばれているものが、Nexus 5だろう。載っている写真中の製品は、Googleのビデオでちらっと見たものとそっくりだ。Qi規格によるワイヤレス充電をサポートしているというが、それは同じLGのNexus 4にもあった機能だ。さらに提出書類をずっと見ていくと、このどうやらNexus 5らしき製品は7バンドLTE、802.11ac Wi-Fi、5インチディスプレイを搭載し、Android 4.4が載っている(ファームウェアの名前は”Key Lime Pie”となっているから、KitKatの一件はごく最近の話らしい)。

デバイスのサイズは131.9mm x 68.2mmで、Nexus 4よりもやや薄くて短い筐体に、対角線サイズで0.26-inch大きいディスプレイが載ることになる。これが正しければ、上下のベゼルがわずかに削られていることだろう。コマーシャルに登場する新型Nexusフォーンは、9to5Googleが撮ったスクリーンショットで見られる(下図)。また、フィリピンのYugatechにあるファン提供の画像は、新製品の姿形がもっとよく分かる(上図)。

GoogleがNexus 4を発売したのは2012年12月、発表は10月だったから、そろそろ新製品が出てもよい頃合いだ。当時はLTEの欠落がいちばん目立ったから、今回相当広い帯域のLTEをサポートしたことはビッグニュースだ。それにプロセッサがSnapdragon 800であることも、ご立派である。まだ詳しい形状等は分からないけど、そのアンロック価格が前のNexus 4なみなら、Androidスマートフォンを買う人にとって無視できない候補製品だ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))