Flickrが10歳に: 毎日の写真共有数100万, 各人の容量1TBになってから170%の増

写真共有サイトの元祖(?)Flickrが10歳になり、Caterina FakeとStewart Butterfieldがバンクーバーで立ち上げたこのスタートアップに、歴史の重みが加わった。創業後1年あまりの2005年にYahooに買収され、そのとき彼らは3500万ドルを手にしたと言われる。その時点ですでに、熱心な固定客ならぬ固定ユーザが約100万名いた。

今のFlickrは世界63か国に計9200万のユーザを抱え、グループ数は200万、日々新たに共有される写真はほぼ100万点に達する。Yahooに移ってからおもしろくなくなった、などの批判もたっぷり浴びてきたが、Marissa MayerがYahooのボスになってからデスクトップとモバイルのデザインを一新し、批評家にもユーザにも歓迎された。そして、Flickrはもう終わりだ、という絶望的な声もようやく消滅した。

最近行われたそのほかの変更も、Flickrを大きく成長させた。昨年5月には、ユーザ一人あたりの容量を1TBに拡大して以降、写真のアップロード数が170%増加した。もう一つの大きな変化は、このサイト上でいちばん多く使われているカメラがiPhoneになり、全般的にスマートフォンの利用が拡大したことだ。iPhoneがトップになったのは2011年だが、新機種が出るたびに、トップの機種も交代した。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))