Samsung(サムスン)は年に2回フラグシップモデルを発表するというプロダクトサイクルを守っている。つまり消費者は年に2回ハイエンドの最新Androidハードウェアを手に入れるチャンスがあるわけだ。今年もGalaxy S10シリーズのリリースから半年が経過し、新しいGalaxy Noteが出荷される季節となった。ちなみにGalaxy S10+は、ディスプレイが6.8インチと巨大なのが一番の特色だ。しかしGalaxy S10のディスプレイも6.3インチで十分大きい。
前にも書いたように、Galaxy Note 10は(ほんのわずかだが)前モデルよりスクリーンもフットプリントも小さくなっている。サムスンによれば、これは初めてNoteを購入するユーザーにアピールするためだという。もしかするとこのスリム化は、Galaxy Sシリーズのユーザーに対し、S-Penが使えるNoteの訴求ポイントになるかもしれない。
小型化によるもうひとつのメリットは価格だ。Galaxy Note 10は949ドル(約10万円)からと、ハイエンドの大型スマートフォンとしては異例の1000ドル以下の設定だ。需要が一巡してスマートフォンの購入がダウンしているため、多くのメーカーがモデルを値上げしている中、Galaxy Note 10の価格はライバルにとってショッキングだろう。Galaxy S10+ですら、1100ドル(約11.6万円)からとGalaxy Note 10より高価だ。
先週の紹介記事を要約するなら「もともと優れたプロダクトがさらに改良された」といえる。革命的な新機能が新たに搭載されたわけではないが、デザインはスマートでカメラ始め各種機能はすべてトップクラスの能力を備えている。ピカピカで大画面モデルがお好みならGalaxy Noteは有力な候補だ。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook)