デスクトップに登場してから4か月後の今日(米国時間8/21)、Gmailで仕事や人間関係や自尊心を損なわずにすむ機能、送信メールの自己破壊機能がAndroidにもやってきた。それを見つけたのはAndroid Policeだが、Androidバージョン8.2のアップデートの一環として実装されたようだ。
仕組みは、デスクトップ版と同じだ。メッセージを送ると、小さなプログレスバーが画面の下に出て、右側に“UNDO”という言葉がある。
それ以降、あなたが人生の選択を考え直せる時間は約7秒だ。それを過ぎると、あなたは映画のモンタージュシーンのような、日に日に恐ろしさを増すバタフライ効果に何週間も何か月も苦しめられ、最後には道ばたで泥酔して死ぬことになる。
すべては、あの、愚かなメールのせいだ。あなたは、そうならずにすむかな、はたして。
UNDOをクリックしてB案を選ぼう。そうすると、そのメールの本文は下書きとして残る。あなたの未来は明るく、そして広い。そんなに難しくなかったでしょう? メールを絶対送るな、とは言ってない。それは単なるアホだ。次からは、言葉をもっと慎重に選ぼう、ということだ。ぼくの霊も、今後、あなたのことをずっと見張ってるだろう。それを、気にした方がよい。
この機能は今すでに有効だが、Gmailアプリの中からGmailの本人アドレスで出したメールに限るようだ。