Google、カスタム地図作成ツール、マイマップをGoogleドライブに追加

2015-07-02-googlemaps

誰でも簡単にカスタム地図が作れるGoogleのマイマップツールはかなり前から公開されている。しかし、たまに誰か他の人が作ったカスタム地図を見て気づく以外には、このツールの存在はあまり知られていない。今日(米国時間7/1)、GoogleはマイマップをGoogleドライブの「新規」メニューに追加した。スプレッドシートやスライドに並んでマイマップが表示される〔そこに表示されない場合は「その他」のサブメニューに表示される〕。

この変更でマイマップの存在があまねく知られるようになるわけではないだろうが、マイマップのユーザーが作成した地図をドライブに保存するのが簡単になった。

Googleはすべての生産性ツールをドライブに集約しようとしている。

CreateMenu

なおGoogleは最近、マップ関係のいくつかのプロダクトの終了を発表した。この中にはモバイルデバイスを利用して外出中の社員を管理するMaps CoordinateやMaps Engine(2016年終了)が含まれる。またGoogle Earthのエンタープライズ版、Google Earth APIも今年いっぱいで提供が終了する。

つまりGoogleのプラットフォームでカスタム地図を作りたければマイマップを使えということなのだろう。

Googleが解説しているとおり、マイマップにGoogleフォームなど他のドライブ製品からのデータを埋め込むのは簡単だ。また作成した地図はドキュメントなどと同様、 共有したり、ドライブの検索ボックスから検索したりできる。

image2

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。