Google、Google+のハッシュタグを検索してページ右上隅に表示―企業、ブランドには大きなインセンティブ

Google+は今年5月からハッシュタグのサポートを始めた。今日(米国時間9/25)、GoogleはGoogle検索の結果にGoogle+のハッシュタグを含めると発表した。今やGoogleのほとんどすべてのサービスにGoogle+が統合されていることを考えれば、この動きは驚きではない。

ハッシュタグのサポートは現在アメリカとカナダの英語版サイトで有効となっている。

ユーザーがGoogle検索窓に、たとえば#AmericasCupと入力すると、そのハッシュタグを使ったGoogle+投稿がサイドバーにリストアップされる。GoogleはTwitter、Facebookのハッシュタグは直接検索しないが、Google+の検索結果の下にTwitterとFacebookへのリンクが表示されるのでこれらのソーシャルでもユーザーは同じハッシュタグを用いて簡単に検索ができる。

Google+投稿へのリンクにはサムネール、+1、コメントの数が表示される。ただし検索結果から直接投稿にコメントすることはできない。+1やコメントのためにはまずリンクをたどってGoogle+を訪問する必要がある。

新機能が一般ユーザーにどの程度利用されるかは不明だ。多くのユーザーにとってハッシュタグの検索といえばTwitterを意味するだろう。

しかしコンテンツ所有者にとってこの機能は決定的に重要だ。企業やブランドがGoogle+に投稿する際にはハッシュタグを付加することが必須になる。検索結果ページの右上隅というのは、いわば「地価最高」の場所だ。ハッシュタグを利用すればこの場所にリンクが表示される可能性があるのだったら使わない手はない。企業、ブランドがGoogle+を利用する大きなインセンティブとなりそうだ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


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TechCrunch Japan

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