Instagramの魅力には誰も逆らえない。 Googleでさえもだ。Googleはルービックキューブの生誕40周年を祝って(??)、 Instagramにアカウントをオープンした。
今のところ、投稿は今日のGoogle Doodleで使われているルービック・キューブのビデオが1本だけだ〔現在日本版Google検索にはこのDoodleは表示されていない〕。 Googleの最初の Instagram投稿は使い回しのRegramだった。Google、オリジナルを投稿しなさい!
GoogleはInstagramアカウントの開設をTwitterで公表した。Instagramアカウントのフォロワーはすでに8000人を超えている。
消費者、一般ユーザーはブランドや著名人をフォローすることでタブロイド紙のゴシップや公式アカウントのプロモーション・ツイートなどよりもリアルな情報に接することができる。Googleのようにスマートフォンからスマートホーム、Google Glass、自動走行車まで、明日の世界を形作ろうとしている企業ならなおさら興味深い。
Googleという会社のブランド・イメージは十数年前の創立直後とは大きく変わってきている。90年代末、Googleは大きな夢を語る小さなスタートアップだった。それが今では世界でもっとも強力でもっとも影響力の強いテクノロジー企業の一つになった。
Instagramのような窓を通してGoogleのエンジニアや夢想家たちが何を目指しているのかを伝える努力をすることは、昔のGoogleの新鮮なスタートアップのイメージをいくらかでも取り戻すのに役立つだろう。
またGoogleがGoogle+をソーシャル・ネットワークというよりプラットフォームとして扱うことに決めたのであれば、GoogleとInstagram、そしてその親会社のFacebookとの競争は和らぐことになる。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)