GoogleがSPDYモジュールmod_spdyをApache Foundationに寄贈

GoogleのSPDYプロトコルはHTTPの次のバージョンに標準規格として導入されるが、このプロトコルを実装したLinuxモジュールmod_spdy2年あまり前に、広く使われているオープンソースのWebサーバApacheの上で動き始めた。それによってSPDY(”SPeeDY”と発音する)の人気が一挙に広まり、今では多くのWebサーバやブラウザがサポートしている。SPDYの一般的な普及にめどがついたと判断したGoogleは今日、mod_spdyをApache Software Foundationに寄贈する、と発表した

これによってmod_spdyは、サードパーティのアドオンではなくApache本体の一部になる。Apache Foundationの協同ファウンダJim Jagielskiは今日の声明文の中で、次のように述べている: “目的はそれを完全にApache 2.4の一部にすること、そしてもちろん、2.6/3.0のコアパートにすることだ”。

GoogleのソフトウェアエンジニアMatthew Steeleは今日の発表声明の中で、これによりApacheのユーザにとってSPDYの可利用性がさらに広がり、また“昨年11月に草案として提出されたHTTP/2.0の進捗にも道を開く”、と述べている。

SPDYはHTTPの次のバージョンの機能の多くを支えているので、実質的に次期バージョンのHTTPのベースだ、といっても過言ではない。数か月後ぐらいからHTTP/2.0の話題が賑やかになってくると思われるが、HTTPの現行バージョンとの違いなどを詳しく知りたい人には、これが格好のドキュメントだろう。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。