Googleの自動運転車プロジェクトからChris Urmsonが去る。同氏はカーネギーメロン大学から入社し、プロジェクトのCTOを務めていた。Urmsonは自立走行車分野のロボティクス関係者の間で極めて重要な立場にあったが、Mediumの投稿で自身の退社を発表した。「新しい挑戦のときが来た」とだけ言い、今後について具体的なことは明らかにしない。
Urmsonは同プロジェクトの一員であったことは「この上ない特権と名誉」であり、Googleによる完全自動運転車製造のミッションは、全幅の信頼を寄せる「有能な人々の手」に委ねたと語った。
しかし最近チームを離れたのはUrmsonだけではない。New York Timesによると、機械視覚技術を専門とするエンジニア、Dave FergusonとJiajun Zhuの2人も会社を去り、未だステルス状態にある新しいスタートアップの設立を目指す。
Urmson退社の報道のわずか一日前、Googleの自動運転車部門 CEO John KrafcikがプロジェクトについてBloombergのインタビューに答えている。Krafcikはチームの構成について、「驚くほどの人数のギークがいる」ことや「ハードコアなソフトウェアコーディング型人間がたくさんいる」こと等を話した。
Krafcikは2016年9月にGoogleに入社し、その前はHyundaiの米国部門でCEO兼プレジデントを務めていた。
Via Recode
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook)