絵は誰にでも描けるものではない。ちなみに私はまるでだめだ。しかしGoogleは、AutoDrawで新しい体験を提供する。機械学習アルゴリズムを利用して、あなたの落書きをプロの描いた絵のように変えて、まるで絵心のある人のように見せてくれる。
AutoDrawはスマートフォンでもデスクトップでも使えて、やり方は実にシンプルだ。自分なりに最高のピザや家や犬やバースデーケーキの絵を描くと、アルゴリズムがあなたは何を描こうとしていたのかを解釈する。そしてくねくねとした線をデータベースにある絵と比較して、一致しそうなものをバーチャルキャンバスにリスト表示する。気に入ったものがあったらクリックすればAutoDrawがあなたの素人作品をもう少しいいバージョンで置き換える。
なお、自分の絵をプロジェクトに寄贈したいアーティストはここで登録できる。
実はこのプロジェクトのテクノロジーはGoogleのQuickDrawという実験プロジェクトで使っていたものとと同じだ。ただしQuickDrawはどちからというとゲームに近く、決められた物体の絵を描いて20秒以内にAIシステムに認識してもらうのが目的だった。AutoDrawでは自由な実験が可能なので、ここで説明を読むよりも、AutoDraw.comへ行って試してみるのが一番だ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)