Googleは、広告主たちがDoubleClick Bid Managerを通じて、従来のテレビ広告枠を購入できるようになったと発表した。
Bid Managerは、DoubleClickの中の主要広告購入製品である。Googleは今回のことで、テレビとオンラインの広告キャンペーンを同じ場所から管理できる方法を提供することを狙っている。
「歴史的にテレビとデジタル広告は、それぞれ異なるシステムと通貨を介して購入され、測定が行われて来ました」とGoogleは書く。「DoubleClick Bid Managerに従来のテレビ広告枠の購入手段を追加することで、私たちは、広告主と代理店の皆さまがデジタルとテレビを横断したビデオキャンペーンをより効率よく効果的に行うことを可能にするための第1歩を踏み出すことになります」。
Googleはこれまで、たとえばGoogle Fiberなどを介してテレビ広告の取り扱いに色気を見せて来ていたが、今回の動きはこれまでの中で一番真剣な市場参入への取り組みのように見える。そしてそれはオンラインとテレビの広告を買う際の境界線を曖昧化していくための重要なステップだ。
これを実現するために、DoubleClickはWideorbit、Clypd、Google Fiberなどを含む、他のテレビ広告会社やプロダクトと統合されて来た。これらのパートナーシップにより、広告主は全国ならびに地域広告枠の両方にアクセスできるようになるとGoogleは語る。
そしてそれらの広告はDoubleClickのオンライン測定機能と連携することで、例えばテレビで広告されているブランドがGoogleやYouTubeでの検索に結びついているかどうかなどを調べることができるようになる。
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(翻訳:Sako)