ニューヨーク市のメトロ交通局は来週、Google Payによるコンタクトレス支払いへの対応を追加する。それにあたり、Google(グーグル)はAndroidに交通関連の機能を追加する。
米国時間5月23日より、ニューヨーク市の通勤客はGoogle アシスタントにて次の電車の到着予測時間を知ることができる。「へイグーグル、次の4系統の電車はいつくる?」あるいは「へイグーグル、次の電車はいつくる?」と呼びかければ、それぞれの方向の電車の予測到着時間や、最寄り駅への道案内が表示される。
ニューヨーク市に住んでいれば、4/5/6系統にてコンタクトレス支払いが設置されているのを見たことがある人もいるだろう。来週より、マンハッタンのGrand CentralとブルックリンのAvenue-Barclays Centerの間にて、スマートフォンによる決済の実証実験が行われる。
現在のところ、スマートフォンによる決済は1回の乗車(1日/1週間/月間カードではなく)に限られており、MTAは詳細を詰めている。Google Payに対応する駅は、数週間のうちに地図にくわえられる予定だ。Androidユーザーは、アプリ経由でクレジットカードやデビットカードを追加できる。また、この機能はメルボルンやロンドンにも展開される予定だ。
[原文へ]
(翻訳:塚本直樹 Twitter)