今朝(米国時間10/13)、Googleドライブのオンライン・スプレッドシートがまた少し賢くなった。新機能はスマート・オートフィルというアドオンで、システムは空白セルの周辺をチェックし、Google自慢の予測APIを利用して適切と思われる値を推測して埋める。
アルゴリズムが周辺のセルの値からパターンを読み取って空白セルの値を推測するわけだ。
Googleがブログで公開している例は自動車についての統計だが、年によって販売価格が抜けている。オートフィルは前後の年の値から抜けている年の値を補完する。
使い方は簡単で、アドオンをインストールしてから、スプレッドシートの関連ある範囲を選択する。このときオートフィルするカラムに加えて少なくともさらに1カラム、データ入力ずみのカラムが選択されていないとオートフィルが実行されない。またタイトル行を選択しないよう注意する。メニューからアドオンを開き、Smart Autofillを選択し、オートフィルを実行したいカラムの上端のセルをクリックする。その後でSmart Autofillの実行ボタンをクリックすると処理が実行されるが、データ量が多い場合は少し時間がかかる。。
Googleもこのオートフィルがいつでもうまく作動するとは限らないことを認めている。しかしいろいろ試して遊んでみるだけでも面白い。 予測APIを使いこなせればいろいろできそうだ。
アドオンはChromeウェブストアで手に入る。チュートリアルはこちら。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)