Google アシスタントで家族へのリマインダーが設定可能に

月曜日の夜にゴミを出すようになど、家族にメッセージ(小言)を伝えなければならないこともあるだろう。そして現在、より攻撃的でない方法として、本人ではなくGoogle アシスタントを通じてリマインダーを送ることが可能になった。

必要なのは「ねえ、グーグル、アレックスに午後8時にゴミを出すようにいってくれ」というだけだ。家族(またはGoogleのファミリーグループに追加したルームメイト)はスマートフォンやスマートディスプレイから通知を受けることになる。

「Google アシスタントの通知機能を使えば、家族や同居人との家や外出先での作業や整理が簡単になります」とGoogleは説明している。「つまり、パートナーやルームメイトに、食料品を受け取ったり、定期的な支払いをしてもらったり、犬を散歩させたり、励ましのメッセージ(Google、マリーに明日の試験がうまくいくように伝えてくれ)が送れるのだ」。

Maryは直接この励ましを伝えてもらった方がうれしいのは間違いないが、ときにはGoogle アシスタントを使わなければならないこともあるだろう。

 

 

技術的には、リマインダーを送信する相手は連絡先リストとGoogle Familyグループに登録されている必要がある。また、スマートディスプレイやスマートスピーカーで利用するには、Voice Matchを設定する必要がある。13歳未満の子供なら「Family Link」 で親がアカウントを設定できる。

この新機能は、米国、英国、オーストラリアにて英語言語かつスマートフォン、スマートスピーカー、スマートディスプレイで利用できるようになる。また他のGoogleのリマインダーと同様、メッセージが表示される時間と場所を設定できる。

なお、ありがたいことに 「Assistant Settings」のメニューに他人からのリマインダーをブロックする機能も新たに追加されている。

 

[原文へ]

(翻訳:塚本直樹 Twitter

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。