Google Lensが画像検索にやってくる――自分が見ているのが何なのか即座に分かる

今日(米国時間9/24)、Googleがサンフランシスコで開催した小さなプレスイベントで、検索に重要な新機能が準備されていることが判明した。近く画像検索でGoogle Lensがサポートされるという。

念のため復習しておくと、現在はGoogle Lens(Googleフォトの一部、あるいは専用アプリ)をタップするとGoogleのコンピューター画像認識機能が対象画像に関連する詳しい情報を提供してくれる。これによりユーザーは自分が見ている画像が何であるかを知ることができる。

Googleがデモした例でいえば、 育児用品(nursery)で検索するとベビーサークルや乳母車の画像がヒットする。ユーザーは表示された乳母車の一つを買いたいと思うかもしれない。しかし現在の検索インターフェイスではその画像だけを頼りに買おうとするとかなり難しいことになる。「乳母車」プラス、好みの色その他のキーワードを入力して改めて検索する必要がある。

しかしLensボタンが表示されていれば簡単だ。ボタンをクリックするとGoogleはコンピュータービジョン能力を総動員して画像を解析し、それが何であるか突き止めようとする。乳母車ではなく、背景に写っているランプが気に入ったのなら、指でランプを押さえればその部分にフォーカスが移る。

解析可能なのは乳母車や照明器具ばかりではない。写っている犬の種類から名所旧跡、アパレル、自動車、その他さまざまなカテゴリーがカバーされる。十分詳細な画像が得られGoogleの人工知能がそれを認識できる場合、Lensは対象の画像がどこから来たかを遡って調べ、詳しいデータを教えてくれる。

Google画像検索にLensがやってくるのは今週後半になる予定。

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滑川海彦@Facebook Google+

投稿者:

TechCrunch Japan

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