Googleが今日(米国時間8/29)発表したGoogle Mapsのアップデートにより、都市内で駐車場を見つけるのが容易になった。
最初はアメリカのユーザーのみだったが、Google Mapsのデスティネーションカード(行き先カード)(左図)で、目的地の場所ないし地域が駐車困難か容易かを、“駐車難度(parking difficulty)”アイコンで教えてくれる。この機能が今や25の都市に拡大され、アムステルダムやロンドン、マドリッド、モスクワ、パリ、ローマ、サンパウロ、トロント、バンクーバーなどでも利用できる。
アメリカのユーザーにはさらに、行き先近くの駐車用ガレージ(駐車場ビル)を見つけやすくなり、それはトリップ地図に自動的に加わる。しかも、最終目的地までの歩行時間も分かるけど、ガレージの利用料金や、いまいくつ空いているかなどは分からない。ヨーロッパで発達している駐車アプリなら、それらもすべて分かるけど。でもGoogle Mapsにもその機能がいずれ加わるだろうし、予約もできるようになるだろう。
Google Mapsのこの機能を利用できるアメリカの都市は、アトランタ、ボストン、シャーロット、シカゴ、クリーブランド、ダラス/フォートワース、DC、デンバー、デトロイト、ヒューストン、ロサンゼルス、マイアミ、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク、オルランド、フィラデルフィア、フェニックス、ピッツバーグ、ポートランド、サンディエゴ、サクラメント、サンフランシスコ、シアトル、セントルイス、タンパ、の計25都市だ。