Goolgeはアプリやゲーム、映画、書籍などを販売する主力チャンネル、Google Playを近く大幅にアップグレード中だ。Android版の改良のもようはスクリーンショットのとおりだ。アニメ化を含めたナビゲーションの改良、アプリからゲームへの遷移のシンプル化に加えて、ユーザー・プロフィールには今週のお勧めアプリやエンタテインメント・コンテンツが表示されるなど、ユーザー体験のほぼすべてがアップデートされる。
当初、Googleが今回の部内アップデートを発表したのは不思議だった。 GoogleはPlayストアを含めてあらゆる機能を常時改善しており、細かい改良をいちい発表しない。まして当面Google社員を中心としたアップデートには触れないのが普通だからだ。しかし今回の改良を検討して、われわれも納得した。なおこの改良は世界の全ユーザーに公開されるにはまだ数週間必要とする見込みだ。
おそらくGoogleは相当数のGoogleユーザーが新しいPlay Storeにアップデートしてから改良の詳細を公表するつもりだろう。.
スクリーンショットでわかるように、まずGoogleロゴが現行のフラット・デザインに変わった。 Google Playのホームもスマートになり、コンテンツは「アプリ
&ゲーム」、「エンタテインメント」という2分類に整理された。「エンタテインメント」カテゴリーには、映画、テレビ番組、書籍、雑誌、定期購読などが含まれる。つまりアプリとゲーム以外のすべてだ。.
これに加えて、「アプリ&エンタテインメント」には「ハイライト」ページが設けられ、最新の人気コンテンツが表示される。またトップのボタンをクリックうすると、トップチャート、カテゴリー、ファミリー(子供向けのアプリやゲームをフィーチャー)などGoogle Playの重要セクションに即座にアクセスが可能だ。
新しいデザインでは、各セクションは水平にスクロールさせることができ、詳しい内容を見ることができる
こうした新Play StoreのスクリーンショットをGoogle+に投稿したのは社員のKirill Grouchnikovで、投稿の中で新しいストアは右から左に書かれる言語(アラビア語など)のサポートも追加されることを明らかにした。
このスクリーンショットは「アプリ&ゲーム(Apps & Games)」と「エンタテインメント(Entertainment)」の遷移アニメを紹介している。
アプリはすべて標準的なAndroidグリーンで影がつけられているので、従来より区別しやすくなっている。これに対してエンタテインメントのバックグラウンド青、紫、オレンジなどもう少し賑やかな色が用いられている。
全ユーザーへの公開には時間がかかりそうだが、GoogleがAndroidの普及に力を入れている地域のユーザーは意外に早く、すぐにも新デザインを受け取れるかもしれない。ただし「ファミリー」などまったく新しいセクションを公開するためにはさらに準備が必要だろう。.
現在Googleは正確な公開スケジュールを明かすことは避けている。
画像;Android Market to Google Play
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)