betaworks傘下のオフラインリーダーアプリ、Instapaperが、アップデートされ、新たな体験をもたらす機能が追加された。
Instapaper 6.2には、Speed Reader(下のビデオ)機能が加わり、単語が1つずつハイライトされ、集中して効果的な読書体験ができる。またモバイルで高速に記事を保存できるようになった他、iOSのInstapaperアプリに高速確実にく記事を送れる、Instant Sync機能が追加された。
最近Instapaperは、アプリ全体の体験をデザイン改訂し、バージョン6.0を初のフリーミアム版として提供した。それまでのInstapaperは有償モデルで、アプリはApp Storeで3~4ドル、他に毎月の購読料が1ドル必要だった。デザイン変更に伴い付加価値も加わり、Appleのテキスト音声変換を統合してInstapaper記事の読み上げを聞けるようになった。
今日の6.2アップデートでは、Speed Readerの利用は月間10回までが無料で、その先はプレミアムサービスとなる。
Instapaperは2008年1月に、モバイルで保存した記事を後で(オフラインで)読む最初のリーダーの一つとしてデビューした。スタート以来、同アプリはこの分野で激しい競争にさらされ(特にPocket)、2013年4月にbetaworksに買収された。
Instapaper 6.2 Speed Reading from Brian Donohue on Vimeo.
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)