Mobile分析会社のMixpanelによると、iOS 7はAppleモバイル端末の殆どに浸透しており、同社のリアルタイム普及統計トラッカーの時間単位ブラウジングデータよると、iOS 7はApple端末の88~90%で利用されている。比較のためにAndroid端末のデータを見ると、GoolgeモバイルOSのKit Kat(4.4)以上を使っているのは、わずか8%前後だ。
この統計画面によると、Appleユーザーは端末を最新状態に保つのが得意のようで、これはデベロッパーにとって実に有難い。iOS 7用にデザインされたアプリは、旧iOS用と比べて著しく異っている場合が多いからだ。断片化問題におけるこのAppleの優位性は、異なるOS間でアプリの動作確認を行うコストの減少を意味する。その点でAndroidが未だに大きく遅れをとっていることを、現Kit Katの普及状態が示している。
Apple iOS 7の最新リリースであるiOS 7.1は、3月10日の公開以来、Mixpanelのパートナーアプリやサイトを訪問するiOSユーザーの大部分を占めている。当日から現在にいたる訪問者の31%がiOS 7.1で、次に多いのは7.0.6の29%だった。結論:Appleユーザーはアップデートが早く、それをためらい始める様子は見られない。iOSのためにソフトウェアを開発する効率のAndroidとの差は、当分なくなりそうにない。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)