【抄訳】
最新のiOSアプリケーションLauncherは、iOS 8の拡張機能をうまく利用している。iOS 8では、デベロッパが自作の対話的ウィジェットをNotifications Centerに登録できる。でも今のところ、それらのウィジェットの多くが、自分のアプリケーションを呼び出したりするだけだ。でもLauncherは違う。このアプリを使うと、通知に対して実行ないし呼び出してほしいアプリやアクションを指定できるのだ。たとえば、どこそこへ電話をかける、テキストを送る、どこかのWebサイトを見る、などなど。
先日のTechCrunch Disrupt SF 2014のハッカソンにも、Blitzという、これと似たアプリが登場した。
でもBlitzはまだ未完成なアプリなので、完成してApp Storeに登場するまでは時間がかかりそうだ。
しかしLauncherは、iOS 8がリリースされる前から、2か月もかけて開発されているから、ハッカソンの作品とは違う。
ユーザがウィジェットを通知センターに登録する点では、そのほかのアプリと同じだが、ただしそのウィジェットにユーザが、アプリケーションやアクションのショートカットを指定できるのだ。彼女/彼氏に電話する、ツイートをポストする、車で家へ帰る、などなど。Launcherをインストールしたら、ユーザがウィジェットの中身を指定するための構成画面が出る。そのシンプルな画面で、電話する、メッセージングする、メールする、だれかとFaceTimeする、家への近道を表示する、特定のWebサイトを表示する、などを指定する。
以上のような一般的なアクション以外に、アプリケーションを指定してもよい。アプリケーションはAppleの内蔵アプリPhotosやiTunesでもよいし、自分がダウンロード〜インストールしたアプリでもよい。またFacebookなどに対しては、‘Facebookで何をするか’も指定できるし、TwitterやWhatsapp、Yelpなどならユーザがツイートやメッセージを作文してから送信する。
この、カスタムURLとディープリンク(アプリ内からのリンク呼び出し)を多用しているアプリには2ドル99セントのプロバージョンがあり、そっちを買うと、スポンサーつきのショートカットがウィジェットに登録されないようになる。広告メッセージ等が煩わしければ、プロバージョンを買うべきだろう。
無料のダウンロードは、ここから。
【後略】
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))