KOLテクノロジーズが約1億円のプレシリーズA調達、サステナブルECサイトやインフルエンサーマッチング事業強化

KOLテクノロジーズが約1億円のプレシリーズA調達、サステナブルECサイトやインフルエンサーマッチング事業強化

サステナブルECサイト「サステナモール」およびインフルエンサーマッチングサービス「Beee」(ビー)を運営するKOLテクノロジーズは11月2日、シリーズAラウンドとして、第三者割当増資による総額約1億円の資金調達を発表した。引受先は新規投資家。これにより、シードラウンドと合わせ累計調達額は約2億円となった。

調達した資金は、「サステナモールとBeeeのサービス改善」「同2事業への加盟店舗とインフルエンサーを含む新規ユーザーの獲得、既存ユーザーのリピート醸成のためのマーケティング強化」にあてる予定。内部人材の採用強化も行なう。

サステナモールは、余剰在庫をリーズナブルな価格で販売するECサイト。捨てられていくモノは、誰かにとって価値のあるものになるという思いから衣類、雑貨、化粧品、ペット用品など幅広い商品を扱っている。単に販売するだけでなく、発信力のあるインフルエンサーがセレクトショップを作成し、良いと思った商品をフォロワーへ紹介できるサービスも提供している。今後は余剰在庫のほか、B級品やリユース品の販売、買うだけで選んだ団体に寄付できる「Kifu Movement」を実施予定。

Beeeは、花と花をつなぐミツバチのようにインフルエンサーと企業を結ぶパートナーとなるという考えから2021年8月にローンチしたプラットフォーム。在庫商品を持つ店のみならず、コロナ禍により集客に悩む飲食店や美容サロンなどへ「AIマッチングで理想のインフルエンサーに出会える」サービスを提供している。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。