Logitechはゆっくりとしかし確実にiPadをMicrosoft Surfaceに近づけている ― これはWindows端末の一部の生産性機能は羨しいが、ソフトウェアや全体的フォームファクターはそうでもないと思っている人たちにとっては良いニュースだろう。新製品のLogitech Keys-To-Goは、Microsoft Type Coverのキーボードに良く似ているが、今度のスタンド兼ケース、AnyAngleは、事実上Surfaceの傾斜自在キックスタンドの真似だ。
AnyAngleは、前面カバーフラップ、周囲の完全カバー、ゴールド、シルバー、スペースグレイを楽しむための透明窓付き背面カバーで、あなたのiPadを守ってくれる。iPad Air 2が心地よくフィットし、必要に応じて簡単に出し入れできる。パススルーボタンによって、全スイッチを操作することができ、充電、写真、スピーカー用に開口部が設けられている。
AnyAngleの複数素材フロントカバーは、ビジュアルにちょっとしたオシャレさを付加し、見開きスタイルのルックスはオフィスでの使用にもマッチする。そして最大の呼び物は、生産性愛好者を狙ったに違いない折り畳み式キックスタンドだ。フラップを動かすことによって、あなたのiPadを無段階の角度で立てることができる。
この支持力によってAnyAngleは、出張の多いビジネスマンや、Keys-To-GoやApple純正ワイヤレスキーボード、その他ケースの付いてこないBluetoothキーボードでタイプしたい人たちにとって、最高の相棒となるだろう。キーボードを使う使わないを選べるのは良いことだ。
しかしAnyAngleは、やはりiPad Air 2にかなりの体積を付加すると共に、これだけで59.99ドルする。欲しいのがケースだけでキーボードはいらないのなら、キーボードケースより安いし、キーボードだけ欲しければKeys-To-Goの方がキーボードケースより安い ― しかし、いつも両方を持っていたいなら、キーボードケースが最適な選択肢だ。あえて選びたい人、どちらか一方がいい人には、Logitechの新製品ラインの中に答があるだろう。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)