配車サービスアプリのLyftは、目的地の提案をアプリ内で行うためにカレンダーへのアクセスを行うことができるようになった。このオプションは本日(米国時間1月30日)から有効だ。そして続けての公開が控えているのが、「自宅」と「職場」に加えて独自の目的地ショートカットを登録する機能だ。これによって、頻繁に訪れる場所を毎回いちいち入力する必要はなくなる。
今日始まったカレンダー統合は、Googleカレンダーとデバイスのネイティブカレンダーに登録されたイベントの住所を取り込む。一度だけ承認を行えば、アプリ内で目的地として提案されたイベントの場所が取り込まれる。
Lyftアプリに、アドレス帳へのアクセスを許すのには気が進まない場合でも、程なくショートカットを登録できるようになるので、Lyftの中で繰り返し使われる目的地を保存しておくことができる。もちろんこうした変更によって、Lyftの使い勝手は向上し、利用率が上がることになるだろう。
Uberは今月初めにそのアプリにカレンダー統合と目的地の提案機能を追加している。そしてLyftに続くように、程なくカスタム目的地登録の機能も追加する予定だ。両者は終わることなく、私たちが自由市場と呼ぶ素晴らしい圧力の下に、お互いに機能を張り合い更に上回ることに鎬を削っている。
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(翻訳:Sako)