安全なメッセージングのためにSignalを使っている方は、ご用心を。このアプリケーションは最良の暗号化メッセージングツールと見なされているが、しかしSignalを使っているMacのユーザーは、そのプライバシーが知らない間に危険にさらされるかもしれない。
Motherboardの記事によると、セキュリティ研究家のAlec Muffettが、Macに送られたSignalのメッセージが、アプリケーションの設定でそれらの削除を指定していても、通知センターに残存することを発見した。
これは、プライベートなメッセージがオペレーティングシステムの中に残る、ということだが、そのほかの研究者たちも今この問題を調べている。
MacでSignalを使っている方には深刻な問題だが、しかしハッカーがこの欠陥を悪用するためには、まずMacを乗っ取らなければならない。そしてその時点でたぶん、ゲームオーバーになるだろう。
設定をoffにするには…そうすることをお勧めするが…SignalアプリケーションのSettingsメニュー(上図)で“Neither name nor message”または“Disable notifications”をセレクトし、プライベートメッセージがSignalの外で迷子にならないようにする。