Nintendoのモバイルゲームにとって非常に良い月だった。NPD Groupの最新データによると、ハードウェア、ソフトウェア両部門の売上げでNintendo 3DSがトップだった。3DSファミリー(新型3DS、3DS、XL、および2DS)の今年7月の売上は、前年同月から80%アップした。同社の最新ゲームタイトルである、Pokémon Omega RubyおよびAlpha Sapphireも前年比80%以上の伸びを記録した。
ポケモンGOの後光効果はゲーム専用機の最新ポケモンタイトルに留まらない。2013年10月に発売されたPokémon X および Yの売上は、昨年7月からなんと200%も上昇した。
告白:この売上のうち少なくとも1本については私が直接貢献しており、ある統計によるとその購入はポケモンGOブームの影響を直接受けたものであることが分かっている。
しかしNintendoの好調な7月は、繰り越されたポケモンGOブームのおかげばかりではない。Nintendoシステムのゲームは、ソフトウェア売上トップ11中5本を占めており、Monster Hunter Generationsの1位を始め、Minecraft Wii Uエディション、Pokémon Omega RubyとSapphire(どちらも2年近く前に発売されたゲーム)、およびKirby: Planet Robotが上位に名を連ねた。
Nintendoにとって、ポケモンGOによる売上への直接的影響は大きくないかもしれないが、同社のスマートフォン参入という大きな動きは、ゲーム会社本来の売上を促進し、11月発売の3DS用ゲーム、Pokémon SunおよびMoonに大きく弾みを付けるものだ。